2011年11月21日 (月)

METライブビューイング「ドン・ジョヴァンニ」

去年は欠かさず見たMETライブビューイング。今年は見るものを絞ろうと思う。だってそのうちNHKで放送するんだもん。だけどさすがにドン・ジョヴァンニは何度も見て、少しは楽しめるようになったかも、と出かけました。そう、オペラは観客になるのも修業がいるという、敷居の高い舞台芸術なのだ。

だけどやっぱり二幕は寝た。だいたい主人公のドン・ジョヴァンニを追っていても、急に性格が変わったあげく地獄におちるって、どういう作劇なんだ。観客は完全置いてけぼりじゃないか。だけど昔は筋ではなく歌手でオペラを見ていたからいいのか。そこを怒っても仕方ない・・・と諦めがつくまでが観客修業の第一歩。私はまだまだ未熟者でした。

今回のドン・ジョヴァンニのマリウシュ・クヴィエチェンは女たらしには見えない。ドン・ジョヴァンニはもっとちゃらんぽらんな方がいいのでは?真面目に歌ってちゃらんぽらんを表現するって難しいけど、そこを越えないと「ドン・ジョヴァンニ」は観客に猛烈な修業を要求する作品であり続けると思う。

騎士長とドン・ジョヴァンニの闘いはレピアでやっていた。ドン・ジョヴァンニの剣が手元がお椀になっているスペイン型で、ファイトをしないドン・オッターヴィオのは細身の装飾的な剣と、キャラクターと剣をちゃんと考えてますね。

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2011年11月16日 (水)

プラド美術館所蔵 ゴヤ

上野の本展にゴヤを見に行く。「マハ」は2009年プラドに行ったとき、裸と着衣を並べて見たから、二年ぶりだね着衣さん。だけど「マハ」は両方あってのこそなのよ。単体だと有名画家の単なる下手な絵の部類に入るのね。他の「ゴヤといえばこれっ!」というような、有名な作品はなく、タペストリー原画の類は人物の表情が乏しくて素人目にもつまんない。

そして素描。これが西美が自前で持ってたのも多かった。それはいいとしても、「何々のための下絵」の隣にその本体みたいなのがあったって、構図も何もほとんど同じじゃないの。だいたい素描は小さいし単色だし地味。不景気感いっぱいの美術展にがっかりでした。

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2011年11月13日 (日)

古桑庵の猫

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天気もいいし、自由が丘方面へ朝のお散歩に出たら、古桑庵の屋根に猫氏発見。しっかりポーズ決めてくれました。

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2011年11月 6日 (日)

東京ラーメンショー

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TVで見たら、関西や名古屋からも人が来るという東京ラーメンショー。家から徒歩1分の私が行かないわけにはいくまい。はためく幟は、戦国時代のよう。さながらここは合戦場ですな。

歩いていれば、日清のカップ麺はくれるわ、ゆりーと君(東京国体マスコット)のシャーペンくれるわ、NHKのクリアホルダーくれるわ、戦利品も上々。これで満足してラーメン食べずに帰ってきました。家でもらった「HYBRID太麺堂々」食べたら、感動のおいしさ。天国の百福さん、後輩達もがんばっていますよ。ま、あえて言うならおいしすぎ。カップ麺はもっとジャンクな方がいい。

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店の裏手も見えてしまうので、お店の方々も気がぬけません。

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2011年11月 3日 (木)

カップヌードルミュージアム

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カップヌードルの父、安藤百福氏の「クリエイティブ・シンキング」を体感しようと横浜へ。総合プロデュースは佐藤可士和氏。
安藤氏がチキンラーメンの開発を始めたのは47歳。事業の失敗で全財産を失った時だという。シアターで彼の人生を描いた子ども向けアニメを見てから、展示エリアへ。

ここからは佐藤可士和の手腕が光る?スマートでおしゃれな空間が広がる。ただ、どーも安藤氏のド根性人生と、佐藤可士和氏のシャープで無駄のないデザインがマッチしない。そして最後にワールド麺ロードという世界の麺を食べられるフード・アミューズメントへ。

ここはほとんど、ナムコのカレー・ミュージアムとか、ラーメン博物館とか、スイーツ・フォレストみたいなちゃちな世界。だけど意外においしい!本当に美味な麺類を堪能しました。

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ミュージアム・ショップは案の定、佐藤可士和デザインのステーショナリーが並んでます。このショップがすごく狭くて、人がギュウギュウだというのに、エントランスの巨大すぎる吹き抜けって何?生身の人間より、空間デザインを重視しているのね。麺はおいしかったけど、入館料500円払って2度行く価値なしというのが、私の結論です。

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2011年10月20日 (木)

モダン・アート,アメリカン

国立新美術館の本展に行く。予想通り人はまばら。私もアメリカ美術なんてパスしようかと思っていたが、オペラと違いたかだか千円ちょっとだし、と一応来てみたものの、きいたこともない画家と対話しようと言う気になかなかなれない。

ところが中盤、アメリカの生活者や移民、ニューヨークの摩天楼などを描いた作品にさしかかり一転。「生活」を描いたとき、アメリカにはアメリカの論理や悲哀があり、それはヨーロッパとは全く異なる。やっと画家の名前など関係なく、作品を見ることができた。

ショップでは珍しくポストカードを四枚も購入。いつもは買っても一、二枚なのに。それだけ「全体」ではなく「それぞれの」絵の印象が強かったということです。ケチらずに来てよかった。

ただし、ショップで売ってるアイテムはいつもよりぐっと少なくて、しょぼい印象はぬぐえません。

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2011年10月13日 (木)

コペンハーゲン

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帰りはコペンハーゲンで6時間の乗り継ぎ時間があります。空港は街中まで地下鉄20分。当然街へと繰り出します。地下鉄から駅から上がってきたら、何じゃこれは!信じられないような美しさ。 

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人魚にも会ったよ。実は人魚なのに足がある。モデルの脚があまりにきれいだから作っちゃったんだって。確かに若干ヒレっぽいけど、よく見ると普通の女じゃんか。

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旅の最後に撮ったのがこれ。プラハもウィーンも印象が吹っ飛びそうなほどの、コペンハーゲンのブルー・スカイです。

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2011年10月12日 (水)

ウィーン 4日目

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いよいよウィーン最終日。昨日モーツァルトハウスに行ったから、今日はベートーヴェンの家に行こう。ベートーヴェンは引越魔で、特にグリンツィング地域には、何軒も彼の住んだ家がある。ここ「遺書の家」は資料館になっていますが、窓から眺める景色は風情ゼロ。当時を偲ぶにはかなりの想像力が必要です。

それよりグリンツィングのお目当ては、ホイリゲ(ワイン居酒屋)。超美味な「血のソーセージ」と地元白ワインを頂きました。

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夜はウィーン楽友協会(ムジクフェライン)のコンサート。元旦のニューイヤーコンサート(最後にラデツキー行進曲でみんなが手拍子する)で有名なあそこです。豪華。だけど純粋に音楽を楽しむ気持ちにあふれた豪華さなのです。再来年の元旦には、和服着てここにニューイヤーコンサート聴きにこよう。そうして世界のTVに映ってやるぞ。(実際はとてもじゃないがチケット取れないらしい)

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中欧旅行も今日まで。明日はおまけの北欧が待ってるぞ。

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2011年10月11日 (火)

ウィーン 3日目

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今日は美術史美術館を訪ねる日です。有名な館内のカフェでチョコレートを飲みました。エレガント気分最高。

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だけどさすが世界の美術史美術館。貸出が多くて展示があまり固定していないのです。部屋によってはこんな感じ。これじゃ絵画との対話なんて無理ですよ。美術を「知ろう」と思ったら、東京でキュレイターさんがわかりやすくまとめてくれた美術展を見に行った方がいい。

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今夜の舞台はウィーン国立歌劇場「魔笛」。いつ見ても訳のわかんない話だよね。今回も趣向を凝らしていたけれど、何をどうやっても演出と作品がかみ合わない。苦労は認めるが、それ程いい舞台とは思えなかった。それでも、観客は「ブラボー!」そこが不思議なモーツァル・マジック。あ、だからマジック・フルートなのか。

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2011年10月10日 (月)

ウィーン 2日目

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音楽の都ウィーン。私の場合、イタリア関係の仕事が多いけど、オペラを知るならドイツ系やチェコも知っておかないと、という動機からこの旅は始まっております。ウィーンといえばまずモーツァルト。有名なカフェの名前になっています。

でも、宮殿はもういいや。疲れるし。ということで、フンデルト・ヴァッサーの展示館に行きました。大阪の舞洲のゴミ処理場のデザインもしています。絵もいっぱい見たけど、何と言っても「自由」。これは見習いたい。人って、どーも勝手に不自由をあみ出して、苦しんで喜んでるところってものね。

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今夜の舞台はフォルクス・オパーのオペレッタ「ウィーン気質」です。日本ではなかなか納得いくオペレッタが見られないけれど、本場ウィーンの舞台はさすがでした。ベタながら「ウィーン気質」の二重唱には参った!劇場内装はプラハに比べるとかなり質素。ジーパンにTシャツという人も結構いました。(プラハでその姿だと肩身が狭い)

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品の良さって、同じステイタスにない人から見ると何かと鼻につくもの。だけど「私はあんたと違うのよ」という差別感丸出しのパリと違い、ウィーンの品には「もちろんあなたも私と同じお品よね」と信じて疑わない、いやみのない純朴があります。紅白のオーストリア国旗が、だんだんエレガントに見えてきました。

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